従量制の料金プランやiPhone専用SIMカードのラインナップが特徴として挙げられるFREETEL。その料金プラン詳細および評価についてまとめました。
目次
FREETEL概要
料金 | 299円~ |
通信速度 | 高速時:下り最大225Mbps 上り最大50Mbps 定則時:200kbps |
通信制限 | 月の通信量が10GBを超えた場合 |
初期費用 | 3,000円 |
最低使用期間 | なし |
契約解除料 | なし ※MNPの場合は2,000円~15,000円(利用期間によって異なる) |
通話料 | 20円/30秒 |
料金プラン
データ通信SIM(SMSなし) | データ通信SIM(SMSあり) | 音声通話対応SIM | |
~100MB | 299円 | 439円 | 999円 |
~1GB | 499円 | 639円 | 1,199円 |
~3GB | 900円 | 1,040円 | 1,600円 |
~5GB | 1,520円 | 1,660円 | 2,220円 |
~8GB | 2,140円 | 2,280円 | 2,840円 |
~10GB | 2,470円 | 2,610円 | 3,170円 |
オプション
オプション | 料金 |
留守番電話 | 300円/月 |
キャッチホン | 200円/月 |
FREETELの特徴
FREETELは従量制の料金プランになっているので全く使わない月は料金が安く、たくさん使った月は使用した容量に応じて料金がかかる形になっています。例えば月の通信量が100MB以下だと、データ通信SIMの場合は月額299円だけで収まるという安さ。そこから1GBまでは499円、3GBまでは900円という形で料金が変わります。
なので月によってデータ使用量が変わる、データ通信をほとんど使わない月があるという方におすすめの料金プランです。その都度料金プランの変更を申請する必要もないので、使わない月は最低限の料金だけで済ませられるのは魅力ですね。
FREETELはマイページで高速通信のオン・オフができる節約モードも搭載しているので、この機能を使って可能な限りデータ通信量を節約することも可能です(専用アプリがないのはちょっと不便ですが・・・)。
iPhoneユーザーにおすすめのiPhone専用SIM
AppStoreでの検索やアプリのダウンロードにかかる通信量を無料に出来るiPhone専用SIMカードを用意しているのも特徴の一つ。料金設定は通常のプランと同じなので、iPhoneを使っているならこちらを使った方がより通信量を節約できます。
端末とのセット購入では初期設定サービスあり
ネット経由で端末をセット購入した場合、初期設定サービスを無料で受けられます。格安SIMや格安スマホは基本的に購入後自分で接続設定を行う必要があります。設定自体はそれほど難しいものではありませんが、一度もやったことが無いとやはり不安もありますし、めんどくさいのも事実。そうした煩わしさがあることで格安SIMへの乗り換えに踏み切れない方もいるでしょう。
そんな場合はこのサービスが役立ちます。
ちなみにこのサービスはネットでの購入に関してのみ。店舗でのセット購入の場合は有料になるので、無料で初期設定サービスを受けたい場合はネット購入をおすすめします。
MNPの場合は利用期間に応じて手数料が異なる
注意点として、FREETELではMNPの際の料金が利用期間によってことなります。FREETELは解約に関する手数料がかからないことを謳ってますが、MNP転出で結構料金がかかるので気を付けてください。
例えば利用期間が1ヵ月で転出した場合は手数料が15,000円かかります。2ヵ月の場合は14,000円。3ヵ月だと13,000円と1ヵ月ごとに1,000円減額されていき、12か月で4,000円。13か月目以降は2,000円で固定になります。
つまり、MNPでFREETELに転入した場合、1年以内のMNP転出は結構手数料を取られるという形。解約に関する縛りはありませんが、意外とMNP転出でお金がかかる点は覚えておくと良いでしょう。
取扱い機種
- MIYABI
- priori2
- Simple
- XM
- priori2SP
- priori2LTE
- nico
- nicoSP
- ARIA
FREETELの評価
FREETELの使った分だけ料金がかかる従量制の料金プランは魅力ではありますが、裏を返すと「気を付けないと思った以上に料金がかかってしまうプラン」とも言えます。月に10GBまでは高速通信が適用されるので、何も考えずに高速通信を使いまくっていると10GB分の料金を請求されてしまいますよね。
そのためこまめに通信量をチェックするクセがある方ならおすすめですが、あまり通信量をチェックするクセが無い方は使いにくいかもしれません。
また、解約手数料がかからない代わりにMNPに関する手数料が結構かかるので、MNPでFREETELに転入する場合は注意が必要。その点から考えると、データ通信のみで安く使える・使わない月もあるようなサブ端末用のSIMを探しているという方にぴったりなMVNOという印象。
メイン端末用としては少しクセもあるので、先ほど書いた通り「まめに通信量をチェック出来る方」であればおすすめという感じです。