大手キャリアからMVNO業者へMNPをする場合の手順は以下の通り。
1.事前の準備
2.転出手続
3.転入手続
1.事前の準備
まず、MNPの手続きをする前にどのMVNO業者と契約するのか?決めておきましょう。MNPの手続きをする際、MNP予約番号を発行してもらうのですがこの番号は有効期間が15日間しかありません。また、MVNO業者と契約をする際も、MNPの予約番号の有効期限は1週間~10日ほど残っている必要があります。
つまり、予約番号を発行してもらったら、出来るだけ早く契約をする必要があるという事。予約番号が発行されてからどこで契約するのかを考えていては遅いという事です。ですからまず、どのMVNO業者のどのプランで契約するのか?事前に調べて決めておきましょう。
また、SIMカードを契約する場合は事前にSIMフリー端末を用意しておく必要があります(端末も併せて購入する場合は不要)。
2.転出手続
事前の準備が完了したら、契約しているキャリアで転出手続きを行い、MNP予約番号を発行してもらいます。転出手続きは店頭・電話・ネットで行えますが、キャリアによっても多少異なりますので事前に確認しておきましょう。
各キャリアの窓口は以下の通り。
携帯電話 | 一般電話 | web | |
---|---|---|---|
ドコモ | 151 | 0120-800-000 | My docomo→各種お申し込み・お手続き |
au | 0077-75470 | 0077-75470 | EZweb→auお客様サポート→申し込む/変更する(ガラケーのみ) |
softbank | 0800-100-5533 | 0800-100-5533 | My softban→各種手続き(ガラケーのみ) |
3.転入手続
MNP予約番号が発行されたらMVNO業者との契約(転入手続)を行いましょう。前述のとおり、予約番号には有効期限があるので早めに転入手続を行う必要があります。
なお、MVNO業者との契約に当たり、MNP予約番号の他に以下の2つが必要になりますので用意しておきましょう。
- 本人名義のクレジットカード
- 免許証やパスポートなど、本人確認が可能な書類
基本的にMVNO業者との契約はクレジットカードで行う形になりますのでクレジットカードが必須です(一部クレジットカード無しでも契約可能なMVNO業者もあります)。
転入手続が完了すればSIMカードが送られてきますので、あとは端末にSIMカードを挿入し、APNの設定を行えば使用可能な状態になります。