海外旅行に出かける際、スマホをそのまま持っていくと思わぬ出費に繋がることがあるので注意しましょう。
例えば旅行中に日本からかかってきた電話に出ればかけた側もかけられた側も料金が発生します。忘れた頃に高額請求が・・・なんてことになったらシャレになりません。
データローミングをオフに
まず、余計な出費をしたくない場合はデータローミングをオフにしておく必要があります。
日本で購入したスマホを海外に持っていくと、当然ですが国内の電波は届かなくなります。そんな時、現地の提携会社の電波を自動的に利用できるようにしてくれるのがデータローミングという機能。
つまり、データローミングがオンになっていると、海外でも国内にいるのと同じようにスマホが使えるというわけです。
しかし厄介な事にこの場合、通信量が別料金になってしまいます。定額プランで契約しているから大丈夫・・・と思っていると、思わぬ高額請求でパケ死なんてことに。そんな状況にならないよう、海外旅行に行く前にデータローミングをオフにしておきましょう。
Android(4.0以降)の場合
- 「設定」から「その他の設定」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「モバイルデータ通信」のチェックを外す
「モバイルデータ通信」の下に「データローミング」という項目がありますが、モバイルデータ通信のチェックを外していればデータローミングはオフになります。心配な場合は両方チェックを外しておきましょう。
iPhoneの場合
- 「設定」から「モバイルデータ通信」を選択
- 「モバイルデータ通信」をオフに設定
モバイルデータ通信をオフにすればデータローミングはオフになります。
機内モードを使用する
電話もメールもしない場合、機内モードをオフにしてしまえば一番確実。機内モードになっている限り、余計な料金は発生しません。
写真を撮ったりするだけであればこれで全く困りませんし、ホテルやカフェなど無料でWifiが使える場所も増えてますので、WifiのみオンにしておけばWifiスポットでいつも通りネットが使えます。
ちなみにSIMフリーのスマホをお持ちの場合は現地の通信キャリアでプリペイドのSIMを購入して利用する・・・という事も可能。ただ、これは現地でAPN設定も必要ですし、言語が分からないとなると結構厳しいものがあります。
ですので単純な観光という形であればデータローミングの設定と、機内モードを活用して余計な出費を防ぐ形が簡単です。